国保連請求ソフトとは
公益社団法人「国民健康保険中央会」が扱っている、介護保険請求データを国民健康保険団体連合会へ伝送するためのソフトです。介護保険による利用者負担割合は、第1号被保険者は所得に応じて1〜3割、第2号被保険者は1割となっています。サービスを提供した事業者は、残りの7〜9割を国民健康保険団体連合会へ請求しなければなりません。この請求業務に用いられているのが国保連請求ソフトです。
同ソフトは、以下の機能を備えています。
【機能】
- 台帳管理機能(簡易入力ソフト)
- 請求明細書・給付管理票作成機能(簡易入力ソフト)
- 伝送通信機能(伝送通信ソフト)
つまり、台帳管理機能と請求明細書・給付管理票作成機能を備える簡易入力ソフトと伝送通信機能を備える伝送通信ソフトで国保連請求ソフトは構成されているのです。簡易入力ソフトは、居宅サービス・施設サービス・地域密着型サービスなど、全様式の請求明細書・給付管理票の作成に対応しています。伝送通信ソフトは、国民健康保険団体連合会への介護給付費請求書・給付管理票などの伝送請求、国民健康保険団体連合会からの審査支払結果通知・連絡文書などの受診が可能です。基本的には、介護保険請求業務に必要な機能を備えていると考えてよいでしょう。